こんにちは。何でも比べてみるサイト、KURABLOG(くらべログ)です。
格安スマホとか格安SIM大人気ですよね。
管理人はau利用歴10年以上ですが、やっぱり他社に乗り換えるのは、ちょっと不安です。
そんなauユーザなら、auの回線や持っている端末が使える「マイネオ(mineo)」と「UQモバイル」が気になるので、2社のサービスを比較してみました。
目次
格安スマホ・格安SIMとは
まずは、格安スマホやSIMがいまいちよくわからない方に、簡単に説明したいと思います。
簡単に言うと、いわゆる従来の携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリア)の通信回線を借りて、ユーザーに安く提供する会社やサービスのことです。
必ずしも端末を一緒に販売するわけではなく、スマホに挿入する小さいなICカードのみ販売するため、格安SIMと呼ばれています。
どうして安いのか?
通信網などの設備投資の必要がなく、ネット中心の販売で店舗や人件費も少なく抑えることができるためです。
ちなみに、格安SIM会社は、
MVNO(「Mobile Virtual Network Operator」仮想移動体通信事業者)
と呼ばれています。
尚、従来の携帯電話会社は、MNO(「Mobile Network Operator」移動体通信事業者)です。
安くて大丈夫なの?
ネットはちゃんと繋がるの?電話はできるの?使える機種は少ない?
など、不安はいろいろありますよね。でも、格安SIMに乗り換える人は日に日に増加していて、アンケート結果では、普及率は20%を超えているようです。
■メインで利用しているスマホ・携帯電話の実態調査※出典:価格.com 2018年1月アンケート調査結果
「格安SIMとキャリアは具体的にどう違うのか」は、以下の記事を参考にしてください。
マイネオ(mineo)について
マイネオの運営会社は、ケイ・オプティコムという、関西電力系の会社が運営していおり、マイネオ(mineo)のサービスは2014年6月から開始しています。
- au回線とドコモ回線の2つから選択できるのが特徴(日本初のマルチキャリア)
- 利用者数は年々増加していて、2018年4月に100万回線を突破
UQモバイルについて
UQモバイルを運営しているのは、KDDIのグループ企業であるUQコミュニケーションズです。UQモバイルのサービスは2015年12月から開始しています。
- auのKDDIが親会社のため、auのネットワークを使った安定した通信速度が強味
- 取り扱い店舗が全国で2,700店もある
料金プランの比較
基本料金の比較
格安SIMの料金プランは、月間で使えるなデータ通信容量によって変わってきます。
マイネオとUQモバイルのデータ容量毎の基本料金を比較するとこうなります。
データ容量 | マイネオ (auプラン・音声通話あり) |
UQモバイル (おしゃべりプラン) |
---|---|---|
0.5GB | 1,310円 | – |
1GB | 1,410円 | – |
2GB | – | 1,980円 |
3GB | 1,510円 | – |
6GB | 2,190円 | 2,980円 |
10GB | 3,130円 | – |
14GB | – | 3,980円 |
20GB | 4,590円 | – |
30GB | 6,510円 | – |
容量が完全に一致するところは少ないですが、比較的マイネオが安く、特に一番利用される3GBなら、マイネオが1,510円に対し、UQモバイルは6GBプランになってしまうため、2,980円と倍近くの開きがでます。
さらに、UQモバイルの料金プランは、いくつかの条件が含まれています。
- データ容量が2年間のみ倍増(それ以降は、2GB→1GB、6GB →3GB、14GB→7GB)。倍増を維持するにはプラス500円。
- 月額料金は1年間の料金で、2年目以降すべてプラス1,000円
音声通話の料金比較
上の料金表は、マイネオ、UQモバイルとも音声通話(電話)ができるプランです。
(ここでは触れませんが、音声通話がつかないプランもあります)
但し、UQモバイルには、基本料金に無料通話が含まれていますが、マイネオで無料通話をつける場合は、別途オプション費用が発生します。
以下に音声通話料金を比較しました。
通話料金 | マイネオ(mineo) | UQモバイル |
---|---|---|
国内通話料金 | 20円/30秒 mineo電話*利用の場合 10円/30秒 |
20円/30秒 |
無料通話 | 10分かけ放題 月額850円 |
次のいずれかが基本料金込み
・おしゃべりプラン: |
5分と10分の差はありますが、短い通話をよくする場合は、無料通話は欲しいところです。
といことで、無料通話ありで、1年、2年、3年目での料金比較を整理してみました。
データ容量 | マイネオ (auプラン・音声通話あり) |
UQモバイル (おしゃべりプラン) |
||
---|---|---|---|---|
1-3年目 ※無料通話+850円 |
1年目 | 2年目 ※+1,000円 |
3年目 ※容量維持+500円 |
|
1GB | 2,260円/月 (27,120円/年) |
1,980円/月 (23,760円/年) |
2,980円/月 (35,760円/年) |
3,480円/月 (41,760円/年) |
2GB | 2,360円/月 (28,320円/年) |
|||
3GB | 2,980円/月 (35,760円/年) |
3,980円/月 (47,760円/年) |
4,480円/月 (53,760円/年) |
|
4GB | 3,040円/月 (36,480円/年) |
|||
5GB | ||||
6GB |
UQモバイルの1年目の安さが目を引きますが、2年目以降でみると、マイネオが無料通話オプションを加えても、安いことがわかりました。
通信速度の比較
格安SIMは、大手キャリアに比べてデータ通信速度は遅くなる傾向にありますが、マイネオは格安SIMの中でも普通、UQモバイルは比較的、速度が速く安定していると言われています。
実際どのくらい違うのでしょうか?
通信速度は、計測する時の時間や場所、用途によって変わってくるため、ここでは、多くの人が利用するヤフーサイトを読み込む速度を測定した調査結果を比較しました。
■計測方法:4月(平日のみ)、同じ場所、機材で、毎日リアルタイムで自動計測
■計測対象:ヤフーのトップページ
■計測基準:1Mbps以上で普通、1.5Mbps前後で快適に使えるレベル
※参考サイト「格安SIMの通信速度の比較サイト 」
- マイネオは他の格安SIMと同様、お昼頃に大きく低下するが、それ以外の時間帯は概ね普通に見れる状態で、若干平均を上回っている。
- UQモバイルは、集中する朝8時台、12時台、18時台いずれも安定して、高い速度を保っている
マイネオ(mineo)はこんな人におすすめ
マイネオの特徴
料金と通信速度については、
- かけ放題がついても料金が安く、2年目から値上げすることもない
- 通信速度は格安スマホの中では、標準レベル
ですが、上記以外のおすすめポイントとして、次のとおりです。
データ容量不足になる心配が少ない
翌月繰り越しに加えて、余ったパケットを家族や友人はもちろん、mineoユーザー同士で分け合える「フリータンク」サービス(毎月1GBを無料でもらえる)もあります。
いつでも解約できる
2年間の最低利用期間などの縛りがなく、いつでも違約金なしに解約することができます。
(*契約1年以内に他社に電話番号をそのまま移す場合は、MNP手数料がかかります。)
サポートが充実
「マイネ王」という専用コミュニティで、なんでも気軽に質問ができます。(利用者数30万人以上)
お客様満足度No.1
価格.comの格安SIMランキング2016で「総合満足度No.1」に選ばれています。
2017年も、料金とサポートで1位をとっています。
マイネオはこんな人におすすめ
- 通信速度はそれほどこだわらないが、データ容量は余裕をもって使いたい
- できるだけ安くしたいが、多くの人の満足度が高く、サポートも充実していた方がよい
- 2年縛りはリスクがあるので、自由に解約できると嬉しい
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UQモバイルはこんな人におすすめ
UQモバイルの特徴
料金と通信速度については
- 料金は、2年目以降を考えると、マイネオよりも割高
- 通信速度は、とにかく早く安定している
ですが、上記以外のおすすめポイントとして、次のとおりです。
端末をセットで申し込むと安くなる
auの「毎月割」の同じサービスの「マンスリー割」で24か月分割引され、機種や料金プランによっては実質機種代108円になります。
節約モードでデータ消費ゼロにできる
節約モードにすると、メール、LINE、Twitter、FaceBookなどのテキストメッセージや、音楽ストリーミングが送受信最大300Kbps範囲なら使い放題となり、データ容量の消費を抑えられます。
無料お試しが15日間できる
SIMカードや一部スマホ端末を15日間試せるので、申込み前に通信速度やスマホの使い勝手を体感できます。
こんな人におすすめ
- 通信速度はとても重要。お昼も含めて常にサクサク繋がってほしい
- スマホ端末もセット購入したいので、セット割引があると嬉しい
- スピードや新しいスマホを、事前に試してみたい
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まとめ
料金抑えて、リスクなく格安SIMをはじめたいなら、マイネオ
速度重視で端末セット購入なら、UQモバイル
となりました。
他にも、扱っている端末や、お得な割引もあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。